東京 ─四季─
」のレビュー

東京 ─四季─

ハル

なるほどそういう編成ね!

ネタバレ
2022年3月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初読んだ時には「あれ?これで終わり?」と思ってしまいましたが安心しました。2組のカップルのお話が入れ代わり立ち代わり、って感じなんですね。「四季」ってそういうことか。
『4月の東京は...』がもう本当に好きで好きで好きすぎて、、、正直あの2人に心を囚われすぎて逆に本作に手を出せずにいました。しかし下巻に和真と蓮が出てくるので背に腹はかえられぬと思いやっと購入。
確かに、正直、和真と蓮に適うかと言えば、これはひとえに私の好みの問題なのですが、和真と蓮が私の中でベストオブカップルすぎて、、、だからわたしと同じ人には言いたい、、、比べちゃダメだ!
和真と蓮を(私が)引きずらなければ文句無しの良作です(何様だお前)。
それに、早乙女家の闇(あのエグ味への解像度が上がった)、八神さんの話が見れるだけでも前作ファンとしては興奮ものでした。
そしてそして下巻の和真と蓮のお話。号泣。号泣。大号泣。ああよかった。これを読むためだけに買っても損は無いくらいのお話。大好きだ。
前作でも「あれ?なんだお母さんいい女じゃん?」と思わせるような終わり方でしたが、今回のお話を見て確信しました。和真がいい男に育ったのもお母さんのおかげだよありがとう。
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