このレビューはネタバレを含みます▼
優しいムッツリ策士:清史郎×男前チョロイン:継海のテンポ良い掛け合いが楽しいー!
落ち込みそうな作品が続いたら定期的に戻ってきてしまうほど好きです。
継海がうっかり吐いた嘘から始まるニセ同棲&お試しのお付き合い(周囲の環境がすごい!)。
清史郎はたしかに策士なんだけど、いろいろ始まる前に好きだと誠実な告白をしたところが素敵。
策を練って追い詰めて落としていく...のではなく、いちいち好きを表明してイチャイチャしたいと猛アピールしていくんですね。
継海は驚きながら恥ずかしがりながらも前向きに受け入れている、てか戸惑うフリしてしっかり喜んでる笑。
相手を傷つけないようにとか、良くしてあげたいとかが根底にあって、とにかく気遣いのできる2人なので安心しかないです。
大事な話をするときに座り直すところ特に好き、ほんといい奴ら!
先生はお仕事作品も多いですね、仕事できる2人はここでもがんばってます。
唯一といってもいいほどの小さいトラブル、私はワラビ野郎よりも、はーやーしーっ!ってなりました。
そして飯テロと清史郎のポテンシャルもグーです(あ、goodとお腹の音をかけてます)。
お互いの裏リストが垣間見れるSSもたまらん!
お風呂でこっそり自主練も笑ったけど、継海にはどんどん清史郎の上をいってほしい。
積み重ねてきた小さな喜びが恋になったこの2人は、ずっとこうやっていくんだろうなー。
1%の可能性に賭ける清史郎、見事だったぞ!
(2019年10月/217p)