このレビューはネタバレを含みます▼
ほむろさんの作品を読むのは5作目ですが、
これまでのライトな雰囲気とは違うじっくり読ませるタイプの素敵なお話です。
タイトル通り「いびつなカタチ」を描写していますが、
それが「ボクら」には必然で必要で大切なことであるお話。
「いびつ」という言葉には一般的にネガティブなイメージがありますが、
人には色々な事情があり、全て受け入れてプラスに感じさせてくれるよいお話でした。
血の繋がった普通の家族でないと幸せになれない…を吹き飛ばすお話です。
BLというよりはヒューマンドラマとして読むのがおすすめです。
総387ページ。