このレビューはネタバレを含みます▼
短編集、3つのお話です。
■「落果」は、ちょっと痛い描写があります。わたしは思わずイイーー!となってしまいました。
でも読めます!いきがってたNo. 1ボーイが傷つけられて(物理)、自暴自棄になったところを、一途な根暗な男に蕩かされます!!いいね!
「もう一生笑えないんだよ」「この傷一生愛してね」は、切なすぎるなあ…。
■「落果 スピンオフ」これが「密果」に繋がります。新人ホストをタチ専ボーイが、処女から開発されちゃう話なんですが、もうもうもう!!泣きながら「ごめんなさい ごめんなさい」と言うレオは、ごめん、めっちゃえっちです!!!かわいそうなんだけど!!!
店長の「ひたすらごめんなさいしか言えなくなったホストを見て…」「不覚にもかわいい…だなんて…」に同意しかない。かわいいよ!!ぐっっずぐずなって、「つれてって…」とか「…うん うん」って幼くなっちゃうのとか、男ムリ…とか言ってたのにふわふわになってしまって自分からキスしちゃうのとか、ほんっっとかわいいです。
店長が忘れられず再会後すぐ「抱けよ…!!」ううかわいい、2回目はちょっと甘い気がするけど、とりあえずえっちです!またレオが泣いてます…かわいい…えっちだ。
■「君のいる家」は、バツイチおじさま家事代行の男の子のお話。落果シリーズとは打って変わって、優しくかわいいお話。見た目ヤンキーっぽいけれど、相手のためなら家事を頑張ることができる健気さがかわいくて、惹かれてく過程が丁寧です。気持ちを自覚した途端がっつくのめっちゃいいですね…。。うっ、好きだ。
★総評してめちゃくちゃいいです!!!!「心が◯起する短編集」の帯の煽りに偽りはないです!