このレビューはネタバレを含みます▼
とりあえず無料1巻読んでみました。
最初っから話の運ばせ方と絵に若干違和感がありつつも、テンポ良く話が進みエロかっこよい感じが良かったので4巻まで購入。
だけど主人公がブレ過ぎで残念。
相手がヤクザだとすぐ気付き危険だと感じ避けようとするが、氏にたくなるぐらいの気持ちがあったからこそ脅迫されていることを打ち明けたのはまだ理解できる。
まぁ顔と紳士的な態度に惑わされたのもあるだろうけど。
それに人を信じることを拒否したくないようなバックボーンがある雰囲気。
なんてことはなく、ただ酒でイン乱になるだけだった。
いやそれはそれでいいけど、2話目でいきなり場面が変わり完璧秘書キャラを見せて、結局ストーカー元彼に強気で自分で対処できるんかい!となった。
それもそれでいいとして、次は弱いところを見せたくないからと大人ぶって駆け引きのようなことをいきなりし始める。
キャラ変し過ぎじゃない??
のちに元彼とまた一悶着があってヤクザが助けてくれる展開がありそうだけど、今のところ知り合うキッカケとして元彼の話必要なかったよね。
だって少しでも氏を考える程だったのに、一晩で豹変して、元彼のことは解決してヤクザに自分から近付きに行ってる始末。
猫やら酒やらストーカーやら、一つ一つが展開を動かす為の舞台装置になってる。
こういう描写を描きたいからその為に用意した、というギミック感。
強さを見せたいんだろうけど持っていき方が雑。
そのせいで没入感が減るのはもったいない。
展開は悪くないのに繋げ方があまり上手くないなと思いました。