鬼の花嫁
」のレビュー

鬼の花嫁

クレハ/白谷ゆう

これは溺愛というのか?

ネタバレ
2022年4月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ わたしが今まで読んできた『溺愛』とはかなり違います。というのも、ヒロインにもヒーローにも魅力を感じない。それにヒロインの親友である女友達にも親近感ゼロです。まずヒロインですが、少しずつ我が強くワガママな性格になってきています。もう少し周りを見ようよ…自分の好きなことをしたい気持ちはわかるけど、それをフォローする&迷惑がかかるのは周りなんだよ!?女子高生だとしても子供すぎる思考でイライラする。ヒーローも5巻では女性と抱き合うシーンだったり、ヒロインと出会う前は数多くの女性と関係を持ったような話も出てきて完全に冷めました。超絶美貌なイケメン&財閥&スパダリなら女性の影はあると思いますが、ヒロインの誤解を解くこともなくごまかすあたり不誠実すぎてガッカリ。これが溺愛ですか?呆れます…『溺愛』って行動そんなにあった?なんかヒーローがヒロインに対する愛情って淡々としてる気がするんですよね。ヒロインの女友達もただうるさいだけ。「背中を押してくれた」「勇気をくれた」じゃなくて、薄っぺらい言葉をありきたりなセリフで言ってるだけ。挿絵が一切ないことでメリットがある方もいるとは思いますが、わたしは挿絵があったほうが世界観に浸れるので挿絵がない点でもマイナスです。全体的に期待しすぎました。 ____※追記 投稿レビューがこの作品1件〜2件で、ほとんどが高評価。漫画の方でも指摘がありましたが、サクラレビューはあからさまなので辞めたほうがいいと思います。しかも、こちらの小説版と漫画版はセットでレビューしてて、どちらも必ず☆5の高評価レビュー。社員ノルマでもあるんですか?
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