身代わりの花嫁は、不器用な辺境伯に溺愛される
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身代わりの花嫁は、不器用な辺境伯に溺愛される

椎名さえら/一花夜

2カップルの話

ネタバレ
2022年4月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 家族から特に父親と姉から虐げられひょっとして義理の身内?母親が不貞して出来た娘?などと読み進みましたが、成る程そう言う事かと、複雑な家でしたね。
そんな時遠い場所の辺境伯に嫁ぐ様になり姉の身代わりに怖い相手だと散々言われ意を決して幼馴染の待女と共に輿入れしたが、迎えに来てくれた側近も他の人も使用人達も優しく又ヒロインは見た目美人だし眼の色や優しい心根気遣いなど、直ぐに周りの人達に好かれヒーローの叔母さんにも人を惹きつける要素を持って居ましたね。おまけにヒーローは最初からヒロインを妻に欲しくて国王に願ったなんて、一目惚れ堅物なハイスペヒーローと聖女の様なヒロインはお互いを思いやりゆっくり愛をはぐみヒロインのお気に入りの湖畔の別荘に新婚旅行に行きようやく身体も繋げ初めて同士でしたが、凄く良かった。
又乳母兄弟のシドとメアリーが後半良い感じになりメアリーの生い立ちも出だけど解決し婚約出来て良かった。同時進行で話も進み2カップルの幸せな話が読めて良かったです。
ヒロインの母親も可哀想な話でしたが、おそらく本当に好きだった元婚約者と平民にはなるけどようやく添い遂げるでしょうね。
姉は結局は罰を受けた形で、根性を入れ直してくれたら良いけど。
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