忍び逢い 愛した人は暗殺者
」のレビュー

忍び逢い 愛した人は暗殺者

森田りょう/紅月りと。

愛の深さ

ネタバレ
2022年4月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ ふたりの宿命に涙が出ます。忍びとして生きてきたヒーローが唯一最後まで手を掛けなかったのはヒロインのみ。しかしヒロインの両親を手に掛けていたのも紛れもなくヒーローで…時がたち再び出逢ってしまった。お互い背負っている悲しい運命と逃れる術は無いのだと苦しみ迷い続け…イバラの道を素足で歩くような辛苦が続く中、肌を重ねる事で互いを確かめあい心から安らぎを感じていた。悲しみや孤独を乗り越えたふたりにとって、月明かりの光が射し込むような、穏やかな未来が見えた結末は胸を撫で下ろさずにはいられない。どうか幸せにと願って止まない。
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