すてきな命の救いかた
」のレビュー

すてきな命の救いかた

イーライ・イーストン/冬斗亜紀/麻々原絵里依

問題解決!

ネタバレ
2022年4月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作で登場したシェルターの運営者、ラヴが当事者に。冒頭のサミーの境遇は切なくって読み進めるのが辛かったです…。どんな思いでいたのか。愛する者を守れない辛さ。サミーの心をぺしゃんこにしてしまった男が憎いです。レックスによって、クイックだと教えてもらえたから、マッドクリークへたどり着けたサミー。まさか、ラヴが追っかけてくるなんて思わなかったよね。それは、他の人もだったはず。犬を愛しているラヴはサミーをすきになってしまう。サミーの言葉や気持ちが、カワイイのです。まっすぐ、わからないことをたくさん経験して、学び取る姿が微笑ましいです。ラヴがマッドクリークの問題点を理解し、なんとかしたいと行動したことにより、より良い生活が皆んなでできそうです。犬の保護や、産業と住民の関係とか、シリアスに考えさせられます。ランスの気持ちもよくわかる。そうだよね。今まで1人で頑張ってきたんだもんね。宥めるリリーも素敵だ!続編また出るといいなぁ。麻々原絵里依先生のイラストはほんと、素敵です、表紙デザインもすき!ラヴがサミーをベイというところも萌えます!
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!