このレビューはネタバレを含みます▼
題名と表紙に一目惚れして、おそらく初めて読んだ
オメガバース、と記憶しています。
それ以降、完全にハマり、色々な設定やカップリングが楽しめるオメガバの世界観は、
私にはネズミーランド並みのワクワク体験をくれる。
《α×Ω×βのトライアングル》
主人公の計が悲壮感モリモリでなく、折角ならバース性をフルに利用してやるー!と、あざとさが売りのΩ。
その計の初めての発情期からずっと側にいて、
身も心も支えるβの次継。
Ωの嫁をたくさん飼って子沢山になりたい
クズα味溢れる駅人。
大好きな三角関係に加え、健気要素が満載の本作。
この人が自分の求めた運命のαでは?と思った優良物件の駅人から、番いにならないかとお声が掛かる。
辛い発情期をパスする為に極上αを獲得したい計にとって、これ以上の喜びはないはずなのに……相手は、自分自身ではなくΩをアクセサリーとしか見ていない駅人。
計の、理想と現実に揺れる姿が、痛くも刺さる。
子供を産んで育てる生活をするために必要なものには一生困らない。
欲しいものは間違いなくくれる……
でも、本当にこれかーーーーー?
…
…
…
エピ全部書きたい書きたい、でも我慢w
計と次継の信頼関係、
愛情に溢れたやりとりが本当に愛しい。
いや、好きだから身を引くんだわ。
何でお前はαじゃないんだよ!?
2人の健気さが沁みまする。。
三者がしっかりキャラ立ちしています。最高ですよ。
駅人なんて最高に最低なαで気持ちが良く、大好きです。でもそんな生き方するαもいたっていいじゃない!と思わず言ってしまいそう。そんな多様性もきっとあっていいはず(怒られそうw)
クソだけど。
はかるの計(ケイ)と次をつぐ?つがせるの次継
名前もいいね。駅人は駅をいっぱい乗り継ぐ感じ?
大好きな3人だな。
綺麗事じゃない三者三様の生き方。
甘口オメガバ、ではないですが、いい!!
一筋縄ではいかないシンデレラストーリー
題名と表紙が、
そのまま本作の魅力を存分に表現してます。
気になった方は、ぜひ挑戦してみて欲しいです。