このレビューはネタバレを含みます▼
ついに終わりを迎えてしまいました(泣) 日向くんの成長とともに京一パパも自分の道を見つけて自身のお店を持って、ヒツジ先生のぼんやりと思い描いていた夢が京一親子と過ごす中で目標がはっきりしていく4巻でした。描き下ろしではちょっと甘えたところがあるけれどしっかり者の日向くんがすっかりお兄さんになっていたのが印象的でした。かわいかっただけの子供ではなくなっていました。この先日向くんが大きくなって社会に出るようになっても離れられないのはきっと親たち──いつまでも子離れできなそうです。特装版ではカラーでパパとひなたくんのストーリーが読めました。ちょっとヒツジ先生も出ています。すべてを読み終えて、改めて三人で一組なんだ、家族なんだと思いました。最後まで心暖まるふんわりほんわかなお話でした。