その胸の赤を
」のレビュー

その胸の赤を

黒田リサ

ページ数が決め手

2022年4月16日
表紙の赤はトマトの赤。人一人の人生の一部を切り取り、心情の変化や成長を読ませて頂くにあたり、充分なページ数だと思い購入致しました。表紙からは想像が難しいですが、感情の起伏がありながら、背景となる舞台が優しく大きく包み込み、とても穏やかな作品に仕上がっていると感じました。260ページの大作です。若い時に島バイトしましたが、大人の汚い部分しか見えなかった・・・。記憶の改竄をさせて頂きました。素敵な人生の選択のお話を有り難う御座いました。
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