このレビューはネタバレを含みます▼
大学受験に失敗した爽士に、家庭教師として姉が引き合わせた加藤。爽士が大学生となった今も、爽士の実家の弁当屋に加藤は足繁く通ってます。二人は両思いで、話の初めからお付き合いが始まります。でも「お試しで」と加藤から始めた交際は、お互い大好きなのに、すんなりとはいきません。作者さんは、ストレートな攻めとちょっと難解な受けの組み合わせが好きなのかな？6歳年上の加藤は、元カレから受けたトラウマを抱えているとは言え、いろいろと難しい。年下のカレに、「ちょっと察してよ」を求めてるようなところは、女子っぽいです。爽士は年相応の学生で、振り回されて可哀想感が。この作品では、女性陣が活躍してます。双方の姉がナイスアシストをするのです。特に爽士の姉は、弟と友人の恋を絶賛応援してます。始まりは、爽士の好き♡＞＞＞加藤の好き♡に見えますが、後の方で違うと分かります。加藤が、自分の方が好きと言う理由、それは長く長く気持ちが募っているということでした。
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