アホエロ
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アホエロ

重い実

敢えて言うなら声楽

ネタバレ
2022年4月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 電子じゃ飽き足らず紙でも買わずにはいられない重い実先生の作品の中でも1番好きなcp。
同じ高校にいた頃から互いに「リア充爆発」、「甲子園を断念した元野球少年」と認識していた高東と坂口。
大学生編でなんだかんだくっつき、その後社会人になってもずっと仲良く暮らしています。

今回は高東が坂口の会社の顧客の防音室の設計を請け負うことに。
坂口の会社で一緒に仕事するのですが、相変わらず高東が抜かりなくて坂口は高東に骨抜き。
防音室を依頼したのはあの三重県の「宮の雹」、小林酒蔵のあのお宅です!築50年の日本家屋に「防音室」。敢えて言うなら「声楽」のための「防音室」。あちらもついに同居なんですね!
これまでのエピソードを追うように、付き合うきっかけになった温泉旅行の話やあの時の高東の言葉が出てくるんですが、2人と一緒に回想してるようでこちらまで胸熱!
坂口の「貴重品入れ」に入っている宝物のかわいさには高東じゃなくても完落ちでしょう。
全身プロジェクションマッピング野郎の中西兄弟も健在で、兄弟の指輪エピは笑えるけど切ない。この兄弟が如何にも重い実先生ワールドの住人らしくて大好きなんです。

今回でフィナーレかなあ、「end」って書いてあったしなあとは思うのですが、どうか、恐怖の?無人島新婚旅行編や新婚編と、永遠に続いてほしい!この2人の続きをよろしくお願いします!
いつか下の名前で呼び合うことに慣れた頃の2人も見たいです!是非是非!
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