天才・時任博士の受難
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天才・時任博士の受難

日野雄飛

フフ…と、すてきな休日になりましたよ。

ネタバレ
2022年4月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ ★天才博士・時任那由多と人型ロボット・ネオンのすてきなお話。

★暇を持て余した時任博士が作った暇つぶしロボット・ネオンは、起動後すぐに自分のボディには欠陥があると言う…。

★とても面白くて、「すてきな暇つぶし(休日)になったなぁ」と思いました。下ネタをふんだんに盛り込みながら、ロボット(AI)部分の話がアバウトではないので興味深いです。あとがきにより、面白さだけでなく「そう、それ!」とスッキリ感がプラスされました。「感情がないのがロボットのいいところ」というアプローチがとても良かったです。愛によって感情が芽生える…系は、食傷気味ですので…。感情はなくとも「人のためにある」と言う人型ロボットと、人はどう向き合っていくのでしょうねぇ。すべてはプログラミングの産物…ロマンを感じつつ漠然とした恐れも抱きます…。と、語ってみましたが、基本エロギャグですよ笑。

★描き下ろし番外編、電子特典含めて173ページ。フリップフロップって何?と思いましたが、言い得て妙…ですね。私は好物ですが、リバNGの方はご注意を。

★博士の性的嗜好の場面は、話が急転換するのかと戸惑いました。ですが、ネオンの返しで、話の一貫性が保たれましたね。心を開きやすいのは、苦悩を和らげてくれるのは、感情のないロボット…。奥深いです…が、終始楽しい下ネタギャグ漫画です笑。この週末も良い本に出会えました:D
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