このレビューはネタバレを含みます▼
面白かったです!
オメガバースものですが、
特殊なフェロモンを持つ異能者という作家さん独自の設定で
刑事事件が解き明かされていくオリジナリティある作品。
また、αとΩの番というお決まりの組み合わせではなく、
異能力を持つΩ刑事に、元気いっぱいなβのバディという組み合わせで、
素敵なコンビとなっています。
私の嫌いな設定である’オメガバースの生まれながらの不平等’に
風穴を開けるΩキャラであること、
運命の番とかフェロモンとかの理由でくっつくのではなく、
Ωを本当の意味で大切にするβとくっつくというのが良かったです。
特殊なフェロモンを前提とした事件の内容も読み応えがあり面白いです!
キャラが好みというのは正直なかったですが、
純粋にストーリーが面白かったです!
ところで、あとがきを見ると作家さんは男性の方なんでしょうか?
BLコミックではあまり見かけないので珍しい!と驚きました。
総216ページ(描き下ろし8ページ、カバー下あとがきマンガ2ページ、
シーモア特典マンガ1ページ)