進撃の巨人
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進撃の巨人

諫山創

この世の最高傑作

ネタバレ
2022年4月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 世界規模で見ても進撃の巨人は最高傑作だと思ってます。
諫山先生のデビュー作がこれって、何食べて育ったんだろう…て思うくらいに凄いし恐ろしいです。。
最終巻のミカサがエレンと生きる道を選んだ世界線の道の世界?の描写からミカサが覚悟を決める辺りまでダラダラ泣いて、終わりでもダラダラ夜中に泣きました。

こんなに長期連載してたらちょっと読者の気持ちも停滞するような時期があってもおかしくないのに、進撃の巨人にはそれが一切ありません。
面白くないときが無いんです!!!
山場があちらこちらに散りばめられていて、山場が無くても伏線や重要なシーンがもう至る所にあるので読者が目を離せない時がない…。ですがその分読むのにも結構体力を使います。セリフも多いし自分の頭で考えて読まないといけない場面が多いです。王政編辺りからは特に難しくなるので、本当に世界史の教科書感覚で読んでました!!
人間の汚い部分や憎悪の感情なども丁寧に描かれていて心理描写もピカイチです。表情を描くのが巧いんです。
また、特に特徴的!!って感じなキャラクターがいないのにこれだけ描き分けられるのが凄いなあと思ってました。それぞれのキャラの性格や信念などが立ってるのもあると思います。
そして何と言っても諫山先生の見開きカットは世界一です。。
本当に何を食べればこんな作品が作れるんだろうとこの作品を読んだ皆さんが思ってるんだろうなぁと思います。
伏線も私の知っている限りではほとんど回収されていて(これでもまだ全然探しきれてないと思います)、こんなにも完成されきった作品があるんだなぁって本当に思います。

とにかく私の中では世界一な作品です。
来年迎えるであろうアニメでの最終回が待ち遠しいです。
気になってる方は是非漫画で予習してアニメ最終回を迎えられてみてください!!
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