童貞に愛なんて叫べない!
」のレビュー

童貞に愛なんて叫べない!

山田パピコ

いや、めっちゃ叫んどるよ!!

ネタバレ
2022年4月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作品を買う時は☆低いレビューから読んで、ふむふむと思いつつ、試し読みで興味もったら読みます。
☆4以上なら読むに値すると、作品の何かしらが響くと勝手に思っています。響かないのは自分の感性や好み故で、作品と相性が悪かったなと判断してます。

と、前置きが長くなりましたが、
私はこの作品が大好き!やはり読み返す作品です。

一巻はDK親友同士が恋人になるまで。
二巻はその二人に試練あり。
(元童貞は何度でも愛を叫びたい!1〜8内容そのまま、重複購入注意)
簡単にまとめるとこんな感じですw

兎に角、二巻が凄いレビュー賛否両論で、
人によってはトラウマになる感じもあるようです。
作画の説得力が凄いのでそのせいかなと思います。
私は攻、受どちらも好きで世界観にどっぷり浸かってしまったので、違和感なくただただ作品の熱を感じて作者さんが好きになりました。
激しい勢いのある作画はそのまま、登場人物の感情を表現していてこちらも目頭が熱くなります。
涙と涎の描写が特に好きだな。
濡れ場の立体感もなかなか♡

一巻は何と言っても、友情を優先して攻への気持ちに蓋をしようと思うもしきれず(w)、セフ●宣言する受が切ない。
それは違うんじゃないか!と怒る真面目な攻が意外に強くて男前。
二巻の試練は、受の元彼(兄の恋人)が登場して会って謝りたいというもの。元彼との事で兄、家族を失った過去があった受。

え、なぜ今更クソ元彼に一人で逢いに行った?
…消化できてなかったのでしょうね。
多くを失い、ビ●チに転向しても。
やっと手にした幸せが、怖くて仕方なかったのでしょうね。未練ではなく、攻と先に進む為に…。
私は逢いには行かないけど、何か分かる気がする。
弱いから!強くなりたくて!の受の気持ちが。
他にも、受の元彼の弟が同級生でおり、はじめ攻がその彼に憧れていたり、その彼に半ば脅されヤらせろと受が言われたり(一巻)→その彼は実はいい奴です。
…って書いてたら、設定色々あるなぁw

でも好きなものは好きなんだから、仕方無い!!
攻の真面目で童貞臭いところも、受の諦めが早くて可哀想で一途なところが大好きだなぁ。
これが社会人の二人ならイライラしそうだが、
男子高校生らしい青臭さだと解釈したら、私には充分萌えです。切なガチんこBLと分類してます。
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