みずのいろ。
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みずのいろ。

槇えびし

様々な視点から読める

ネタバレ
2022年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 吉田秋生先生のハードボイルド系作品やコッポラ監督の世界を彷彿させるような作品でした。非常に読み応えある一冊です。どの国でも存在するアングラ社会の実情や人権問題、社会的差別などマクロな事象から、一人の人間(キャラ)がそれぞれ個人として抱える過去の痛みや傷などミクロな事柄まで、深く考えさせられる内容でした。リーシアakaシンの存在がどうしてもバナナ~のあのシンとかぶってしまってw 名前のせいか?そんでロマネは本当に最高な当て馬役でした!w 彼の気持ちを考えると可哀想と思ってしまいますが、仕方がない。セツにはリーシアが必要だったしリーシアにはセツが必要だったんですね
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