悪癖 【電子限定特典付き】
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悪癖 【電子限定特典付き】

イイモ

最高すぎて読んだら狂ってしまう

ネタバレ
2022年4月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ これまでシーモアでBLを読んでも「へぇ、えっちじゃん…」と作品の素晴らしさ噛み締めるだけで終わっていましたが、「悪癖」3巻を読んだらレビューを書かずにいられませんでした。とんでもないBLですこれは。いや、BLを抜きにしてもずば抜けてストーリーが面白い。「悪癖」に出会ってから寝ても覚めても大門×小島のことを考えてしまって日常生活に支障をきたしそうです。
まず3巻の表紙の大門がちょっとカッコ良すぎますよね…。1、2巻で彼がべらぼうにイケ散らかした男だということは重々承知だったのですが、なんですかこの表紙は!?読者をどうしたいのですか!?ありがとうございます。
そして3巻の内容たるや…。そんな馬鹿な…。「全部青」のシーンは鳥肌が立ちました。この瞬間誰しもが1巻&2巻を読み返してしまう。小島、お前ってやつは…!
普通は2巻のあの終わり方を読んだら読者は「次巻は二人のラブラブ生活かな♪」と思うんですよ。ところがどっこい、稀代のストーリーテラーイイモ先生は我々のそんな甘い妄想を見事にぶった斬ってくださいました。読者は富士急アトラクション並みの感情ジェットコースターに乗せられて、情緒をぐちゃぐちゃにされます。最高すぎて狂ってしまう。
そして思いっきり良いところで終わりますので、ご自分の情緒と心臓を守りたい方はぜひとも単話を購入されることをおすすめします。こちらも最高。
次巻も楽しみ〜!
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