「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。」
」のレビュー

「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。」

高橋しん

ただただスゴい

ネタバレ
2022年4月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。戦後の昭和なんて授業でしか知らない身としては、まるで想像がつかないのですが、この時代に【本】が必要かと聞かれれば【必要無い】と私なら答えると思う。そんな時代を生きている小さな奥さん。旦那様に結婚して一週間で先立たれてしまった小さな奥さん。戻れる家も無い小さな奥さん。そんな小さな奥さんに残されたモノは、旦那様が遺してくれた本屋さん。小さな奥さんの手で一風変わった配置を施された本屋さん。でも、商店街のヒト達には優しい本屋さん。その本屋さんは今も何処かに現存している…らしい。
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