このレビューはネタバレを含みます▼
私の中では、これぞBLです。こんなの賛否両論あるに決まってるし普通の男女関係で描けば、ただの腹の立つ作品で終わるでしょう。ただBL作品としては素晴らしいんですよね。一気読みで止まらない上に、5巻で号泣。ずーっと泣きながら読みました。キャラ設定、ストーリー展開、全てに置いて抜群に面白い。まるで昭和の任侠物に出てくるかの様な彼らの雰囲気に酔いしれるのは歳のせいでしょうか?明虎と卯一、運命に引き寄せられるように出会い別れ再会するまで、ジェットコースターの如く人生を駆け抜ける様を、描ききったベリ子先生に拍手喝采です!『愛すべきクソ野郎』たちに乾杯!