浪漫のお国で逢いましょう
」のレビュー

浪漫のお国で逢いましょう

木下けい子

和洋折衷…良き言葉、良き時代と思います。

ネタバレ
2022年5月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ ★英語教師・糸井と海軍少尉・手塚の小粋な大正浪漫物語。(5/11までセールですよ)

★英国から帰国し、英語教師となった糸井が受け持つ生徒たちが問題を起こす。そのうちの一人、手塚の兄が来校し、手塚弟への処遇で糸井と言い争いになり…。

★軍服、特に海軍の白い軍服に萌えます。(冬服は紺かしら)着流しもそそられるものがありまして…時代背景に詳しいわけではありませんが、ビジュアル的に心躍る時代です。また、言葉に品があることで、かえってエロさを感じるのは私だけでしょうか。と、言いましても、何だかお姉さん目線になってしまい、官能よりも「可愛いなぁ」が先立つ2人ですけれど笑。

★番外編含めて195ページ。各方面へのオマージュを織り込み、ロマンチックな仕上がりとなっていますね。(ケツ…には笑ってしまいましたが)弟くんもいい子で…何かしら目覚めてしまっていますねぇ。フフ。滋子さんも腐心なんてものが芽生えるかも…?ちょっと続きが読みたいな、なんて思ったり。

★GWに合わせた各種キャンペーンにより、木下作品が多数お得になっていますね。(期間はそれぞれ異なりますのでご注意を)好きな作者様ですが、未読が1/3くらいありますので、この機会にいそいそとお買い物です。
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