テセウスの船
」のレビュー

テセウスの船

東元俊哉

一機に読み切りました。

ネタバレ
2022年5月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何気に無料本を読んで、堪らずついに全巻読み切りました。
もう、ずっと心臓をわし掴みされたようにバクバクし通しです。過去と現在を行き来しながら過去の事件を止めようとする主人公。加害者家族の過酷な実情、これから起こる事件について知るものと知らないもののギャップ、事件によってえん罪、死刑囚になる過去の父親と事件を追い見えない犯人の犯行を阻止しようとするも、未来が変わっていく。自分が動けば動くだけ大切なものを失っていく主人公。読み手の私たちは最後に「テセウスの船」の意味をこの物語で知ることになるのですが、「すごかった。。」というのが読み終わった時の感想です。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!