茜新地花屋散華
」のレビュー

茜新地花屋散華

ルネッサンス吉田

深いです。

2011年5月31日
何度も読み返しているくらい気に入っているお作なのでレビュー修正しました。




深いですね~。
人により好き嫌いは分かれると思うのは変わらないけど‥




死 と対比しての生。
情欲 と対比しての愛。愛 と対比しての孤独。孤独にまつわる喪失感、喪失感に対する恐怖。
解るけどまだまだ解らない。
読み返すたび違う発見がありそうで、飽きずに読み返してしまってます。ハマる人はハマるマニアックな逸品。





絵も好み分かれそう。
私は好きです。





昭和期の文芸作品っぽいエロと破滅的な部分(太宰的な)を感じるけど、重い題材の割に淡々とした目線で描かれてるので重くない。





最終的に救いを感じます。
ハッピーエンド。





十三さんのその後が気になります(人でなしのように描かれてるけど私は好きなキャラ^^)
十三さんの魂も救われていると良いのだけど‥





小出しなギャグ?的な部分(塙谷くんのサイテーな告白の言葉とか)も私は好きな部分f^_^
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