とってもとっても良かった！！

本当に素敵なストーリーで楽しんで読む事が出来ました。瀬名のストレート過ぎる思い、熱情を自分でもどう扱っていいのかわからないもどかしさや若くて経験値が低いゆえの不器用さが愛おしく感じました。
ただ、非常に申し訳ないですがイラストが…小説を読みながら湧いてくる阿南と瀬名のビジュアルイメージと全く違ってイラストが出る度に「誰！？」と戸惑いました。阿南はほっそりとした身体で流し目で相手を圧する位の妖艶さがあるんですよね？…全く感じません！！瀬名はガタイが良すぎてまるでオジサンみたいだし…線が太すぎるのかな？荒い様な…それが持ち味なのかもしれませんが、とにかくイメージと違い過ぎて残念。先生の作品は内容は申し分無いのにイラストがイメージと合わないものが多々あって何故なのかと不思議でなりません。でも小説の内容はとっても良く、ラストが本当に素晴らしくて感激…。イラストで星を減らすのはどうかなぁと悩んで星5つで。兎にも角にも素敵な小説でした。読んでいてこちらまで幸せになりました。清居&平良、加賀谷&透、美山&久保田そしてトキオ&ナツメに匹敵する素敵なCP！！