生贄のお勤めは、
」のレビュー

生贄のお勤めは、

博士

Hの時も変幻自在なモフモフ☆神様

ネタバレ
2022年5月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 過疎化する村から生贄として来た蛍が犬神様の祠の前に立つと、バリバリとヘリが到着し、蛍は港区のタワマンに連れて行かれます。そこにいたのは村には興味ナッシング、人間をいじめるのが大好きと豪語する神様でした。蛍は食われる覚悟をするのですが、神様は蛍を抱くと、人間は不味いから食わん、村には帰るな俺が飼ってやると言うと安らかに眠ってしまうのでした。犬の姿をした神様をお風呂に入れたり、作ったお粥をキモいと引っくり返されたりと、蛍は我儘な神様に一生懸命に仕えるのですが、大型台風から村を守って欲しいという蛍の願いを神様はあっさり断ります。あれをするからこれをしてくれと人間側の勝手な理屈を押し付けてくるなという神様の理屈は至極もっともなのですが、村を愛する蛍はブチ切れて「あなたなんかただのスケベなでかい犬だ!神様も犬ももう大嫌いだ!」と叫ぶのでした。ハイブランドショップやキャバクラも顔パスな神様は、Hでワガママでプライドが高くて横暴で、まさに神様なのですが、根っこの部分はちゃんとワンコだったりするところが上手いなぁと思わせてくれます。
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