このレビューはネタバレを含みます▼
2巻の発売が2010年だったので12年越しの新刊…嬉しすぎます!番外編集が出てから今か今かとお待ちしておりました。あらすじに西条の記憶喪失と結婚とあったので楽しみにしてた分、不穏すぎて読むのが怖かったのですが読みたい欲に抗えず、恐る恐るページを捲りましたが色んな意味で西条は歩を裏切ってなくて本当に安心しました、良かったです。最後歩がずっと一緒にいようねと言ったのに対して返した言葉が俺を離すなよだったのが、1度身を引こうとした歩を思い出したのもあってのその台詞なのかなと思うとかなりグッとくるものがありました!ただ西条がほぼ記憶喪失状態でお話が最後まで行くので、番外編集であんなに歩に執着してた西条のあっさりした感じが少し物足りなかったかな。もっと甘ラブな2人が見たかった!ぜひ4巻も…!なにとぞ! ところで西条が歩を連れてお母さんと内縁の妻と対峙するシーン、赤ちゃんはもう産まれてると描写されてるのに挿絵では身重の状態で混乱しました。あれはただの間違いですよね?そこだけちょっと気になりました。