大正諸恋ノスタルジー~文豪と女たちの恋煩い~
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大正諸恋ノスタルジー~文豪と女たちの恋煩い~

霜月かいり/あいざわあつこ

人生そうそう上手くいかんねw

ネタバレ
2022年5月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大正時代?の若き小説家の譲は文豪に気に入られてその娘も妻としてあてがわれて住む家も与えてもらい生活していたけど、妻とは合わず他に女を囲っていて、カフェ?で働く女給にも手を出すことに…からの愛憎劇が始まる的な話。小説家でなかなか新作書けないから女を抱いて〜なんだけど、妻はあまりに完璧すぎて好きになれず、浮気相手はHやっても作品が生まれず、女給には手を出してはないけど一緒にいると作品がどんどん生まれる…という関係。小説家なんでどの女とも小説を書けるか書けないかが焦点で、どの女も譲には必要だけどどれも断片的。おそらく恋心があるのは?女給だけど、妻がいなければこの文豪の世界にはいられず、性欲満たすには浮気相手が必要で、小説書くには田舎出身でウブな女給が必要…という本当ワガママだねぇ…みたいなw 1人の女が全部賄えれば問題ないんだけどそうそう上手くいかないねw この小説家の譲はどの女を取るのかな?それとも破滅しちゃうかな?最後は作品だけ残るとか?某芥川さんみたいに。絵は綺麗で見やすくちょっと官能的で本当に小説読んでるみたいでなかなか楽しい。とりあえず期待を込めて星4つ。
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