このレビューはネタバレを含みます▼
表題作のみ184P。久しぶりに読後頭から離れない作品に出会いました。帯には50代×60代とありますが、10代の出会いから色々な年齢の時のお話があります。穏やかで優しい日常が基本ですが、時に現実的な問題が降りかかることも。けれど、大切な人と共に乗り越えまた共に日々を歩んでいく2人の姿はとても素敵で、タイトルの意味がよく分かります。特に後半の「触れたいなって気持ち何歳になってもなくならないと思う」という言葉には胸打たれました。終わり方は寂しいけれど、優しく愛が溢れる雰囲気が見えて泣けました。本当に名作だと思います。えちは白抜き