このレビューはネタバレを含みます▼
狼男ウルが生贄としてやってきた子供の太郎を溺愛して育て、いつか人里に戻すため「美味しく食べるための下拵え」と称して様々な知識を与えていく。…このあたりでこちらはBLを忘れておとぎ話の世界に入っていく。お年頃になった太郎が人魚のイチャイチャを見てドキドキしたりするけど全然おとぎ話色が薄れることはなく優しい世界観が続きます。だからラストで2人がそうなった時に「うおっと!BLだったよ!そうだそうだ、うっかりしていた!」と(笑)
綺麗で優しいお話でした。2コマだけあった太郎の学生服姿はご褒美でした。
電子限定おまけがまた良かった。たぬき達が良い味出してますww