adabana 徒花
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adabana 徒花

NON

辛く苦しく悔しいけれどどこまでも美しい…

ネタバレ
2022年5月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ ミステリー・サスペンス作品として、内容に対するいたたまれなさやその不条理に、胸糞悪さを終始感じながら読みました。しかしそれよりも、真子と美月の底知れぬ愛、友情、絶対的な思いに魅せられ、強く惹きつけられました。最後の美月のあの安堵する表情には涙を堪えられませんね。素晴らしい作品でした。タイトルの徒花の意味も、この話の展開や主人公の真意を物語っているのかなと想像します。たくさん考えさせられました
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