このレビューはネタバレを含みます▼
異世界に召喚された高校生2人のうち、神子ではなく忌み嫌われるほうのアキ視点のお話。
あまりにも残酷で可哀想で悲しくて辛かった。自分だけが異世界の言葉が分からず、みんなから忌み嫌われ殺されそうになり逃亡しながらも、弱者を助けようとしたり諦めない気持ちでいるアキが勇敢で高潔でした。レンだけが味方だけど最後の方まで言葉が分からない為に、お互い気持ちが通じ合わずすれ違って焦ったく思いました。ずっと言葉が分からない事でアキの孤独感・恐怖感・不安を倍に感じ、悔し涙でしたがイライラしたりドキドキしたりと面白かったです。「黒曜に導かれて〜」が同じ内容ですがレン視点のようなので、またこれは甘々溺愛を楽しめそうですね。
最後のアキとレンに、うわ〜やっと!と感動で嬉し涙になりました!