うるわしの宵の月
」のレビュー

うるわしの宵の月

やまもり三香

次回作に期待

2022年5月13日
4巻まで読みました。
ひるなか、椿町は面白さと恋愛のキュンキュンともどかしさが綺麗なタッチの絵と相まって最高だったんですが、今作は記憶に残るシーンが正直ひとつもなくて…もう出し尽くした感じなんでしょうか、どこかで読んだ焼き回しのような物語です。
応援出来ないとかどこかに難があるとかではないんですが、無味無臭過ぎるというか、読後に何も残らないんですよね…
共感出来ないとかでもないんですが。
モノクロの世界から2人の邂逅で色がつくような(それこそごまんとありますけども)、なにか世界が広がるような感じがあればいいんですが、文字面としてはお互いはじめての経験のようなんですがそれを読み手が温度や湿度をもって感じられないのが残念です。
漫画や表現するって奥が深くて難しいものだな…と感じました。
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