このレビューはネタバレを含みます▼
先端医療と有識医学を修めた若き医師が良い人過ぎるため、出世街道も高額報酬を得る機会もかなぐり捨てて離島の無医村に到着‥した矢先に、神の雷で異世界転生すると言う離れ業からスタートする。原作があるが、画力がエグイぐらい高い作者に恵まれた為、絵のうまさと内容の良さでこれからの展開が楽しみではあるが、現代から持ってきた医療具のストックが目減りしていく不安もある。異世界では医療技術が秘匿特権化されたため、継承者の能力不足(特権化してるので、身分を越えた才有るものに継承されないデメリット)により、ロストテクノロジー化(失伝)していき、余計に希少価値化して人類の特権が強化され、さらに重要度が増すと言う世界。そこに、命を救うのが医者の役目と言う日本らしき思想の医者が転生するという(アメリカでは医者は患者を選べるって思想らしい。保険制度の違いからかな?)。とにもかくにも、わくわくが止まらない異世界設定、かきこみの凄さも相まって、ヤバい(良い意味で)作品に出会えました。