ゆきの、おと~花嫁の父~
」のレビュー

ゆきの、おと~花嫁の父~

井沢満/今村リリィ

迷いのない気持ちを運命と言うのか。

2022年5月16日
始めから、ラストはだいたい想像つくのですが、それでも何度読んでも涙がでる。聾唖の美音と丸の物語。丸の顔が良い。それ以上に誠実さが良い。2人と家族と周辺の人間関係まで、それぞれ大事なものを愛しながら生活をしている様子がきちんと描かれているからこそ、これだけ沁みるのだと思う。
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