明烏夢恋唄
」のレビュー

明烏夢恋唄

朔ヒロ

読み放題で読んだのに、忘れられなくて購入

ネタバレ
2022年5月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み放題で何回か読んだのに、読みホー解約後、暫くしても忘れられず、結局購入しました。そのくらい作画、キャラデザ、世界観、盛り沢山の要素を1巻にまとめるストーリー構成、全てが秀逸でした。早い段階でお互いに好意を寄せるんですが、翠蓮が男娼であるが故に切ない展開が続きます。男娼ではあるけれど、心根はとてもピュアなので余計に切ない。と同時に、暁人の言葉に嬉しくて翼を無意識にパタつかせてしまったり、初めて結ばれる際にはソワソワしてしまったり、可愛い翠蓮の姿もたくさん見られます。平気な顔をしていたけれど、「また来る」と言った後、一ヶ月も間が空いたことを本当はずっと気にしていたんだなと思うとそれさえ愛しい。くたびれリーマンの暁人も一途に翠蓮のことを想っていて、男気溢れています。続編に暁人と翠蓮がチラッと出てきますが、その後の人間界での暮らしぶり等、この2人メインでまだまだ見てみたいのが正直なところです。
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