このレビューはネタバレを含みます▼
最初は狸さんの恩返しに可愛いとなって、段々と心通わせる2人に可愛いとなり、とにかく2人は勿論ですし彼の家族達とか彼女の友達も温かい人達でクスッとできるやり取りを含めてほっこりなお話でした。ヒーローは彼女が大好きすぎて一喜一憂するのが愛らしくもあり、既に番認識(笑)の彼女との未来を考えて最後には確実にくる別れも理解した上で頑張ってもっと人間らしくなりたいと彼女を思って男の子から男性に成長しようとする姿に胸打たれたり、ヒロインもいわゆる能天気ヒロインに見られそう?でも個人的には良い意味で鈍感純粋で本当におおらかなだけで見ていて素直で癒されるヒロインだと思いましたし、最後は彼のおかげでできた夢に踏み出す姿が頼もしかったりと、そばにいる為に変に妥協しない2人に微笑ましくなりました。笑顔で現在を過ごす2人の和む終わりにまだまだ読んでいたいと寂しくなりましたが、これからも屈託なく寄り添う2人と見守ってくれる彼の家族が想像できて何だかほのぼのな読後です。1巻180ページ 2巻179ページ