花は淫獄へ堕ちずにすむか―転生脇役の奮闘―
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花は淫獄へ堕ちずにすむか―転生脇役の奮闘―

永久めぐる/天路ゆうつづ

第8章のアーネスト殿下の執着発言すこ。

ネタバレ
2022年5月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全8章+プロローグ,エピローグ。
漫画(2巻まで)を読み、小説がキャンペーンでお得だったので購入しました。途中までの流れは漫画で知っていたのでサクサク読み進める事ができ全体的にそれほど時間もかからず読み終えました。なるほどなるほど、最後はこうなるのね、と納得。
"TL小説"表記ありますがその様な触れ合いは本当に最後の最後、8章のみ。えちはタイトルに反してねちっこく無かったです(その点少しタイトル負けかな?)。それ以外の章ではほぼ健全な恋愛模様が書かれておりました。時々殿下がややヤンデレ風だったけど。殿下視点あったのは良かった。
本性現した後もブラックというよりはダークグレー?の様な印象。でもえちの時の執着発言は大変良きでしたさすが殿下。エピローグで殿下は絶.倫.だと書かれていましたが…そこんとこもっと知りたかった!よ!私!詳しくーっ!!…え?供給されない??うそデショ、ジーザス!アーネスト殿下の執着ねちっこえち待ってたのに……神は死んだ((。
ヒロイン・ルーシャとゲームヒロイン・ジリアンは2人とも良い子で関係性が微笑ましかったです。可愛い。ジリアンもサクッとくっついてくれて幸せそうでなにより。しかしルーシャちゃん、気持ちは有るのに最後の最後まで殿下を言葉で拒否…殿下が不憫でならなかったよ…もっと中盤で気持ち気付いて欲しかったし、想いも受け入れてイチャイチャ見たかったかも。せっかくのTL小説なんだしーそこだけが少々不満でした。
お話はテンプレといえばテンプレ通りに進み、事件もありますがさらっと終わり、手に汗握る感は無し。しかしすんごい悪い印象は無い、評価微妙なライン。イラストは中々綺麗。なので、定価なら☆3つですが、キャンペーン+クーポン使えたので☆4つにします!
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