転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint
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転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint

青辺マヒト/十夜/chibi

すごく繊細な構成に圧倒される

ネタバレ
2022年5月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ なかなか凝った設定で前世で崇め奉られていた大聖女たる由縁が随所に散りばめられているステキな物語ではあるが、最終的にはひた隠したくなる原因である苦しめられた因縁にどう決着をつけるのかが楽しみな物語。現在5巻まで読んでの感想はサザランド編で涙が。でも、1巻から一人一人のキャラ設定が濃くて相互の関わり合いがいちいち面白い。前世と転生後の世界と黒龍と王国と王家と騎士団と騎士道と庶民的な人間らしさと気遣いと忖度と思いやりと寄り添いとすれ違いと人間臭いところが入り混じって飽きさせない展開にただただ面白く楽しませてもらっている。
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