口数が少ない愛すべきキャラ達





2022年5月24日
情緒があり、仄暗いストーリーに数十年前のテイストも組み込まれている独特なタッチのイラスト。そして心理描写を文字に書き起こさず、絵で魅せるタイプの作品。その分、共感出来る人には感情が深く伝わり、共感出来ない人には全く理解してもらえない地雷作品。私は前者で、短編三作品全てゆっくり味わいつつ読ませてもらいました。残念に思うのは、大衆受けしそうに無いのがわかってしまうところ。エロで振り切る…キラッキラの絵で魅せる…独特なSMでぶっちぎる…。そのどれでも無い静かな作品だと埋もれがちなんですよね。BLジャンルではなくともまた別ジャンルで作者様の作品を手に取れたらなぁと思います。

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