パラダイス・ビュー【単行本版】
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パラダイス・ビュー【単行本版】

小嶋ララ子

超泣ける…(T ^ T)

ネタバレ
2022年5月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本編あるの知らず、こちらから紙で読みましたが、前段階の話は大体わかるようになっていたので大丈夫でした。良質な映画のような作品です。●元塾講師(秀緒)とその教え子(智沙)の10年愛ですが…もう、泣けた…。●お互いをあんなに求めているのに、お互いを大切に思うあまりに懊悩して、一旦はお互いの幸せを願って別れを決めた時とか、胸が痛くて泣きました。●最終的には、栄転の智沙と共に秀緒もドイツに行くことになりよかったけど…●…秀緒の晩年(70歳)を描いたその後譚でまた号泣したワ。賛否あると思いますが、美しいんだけど、個人的には知りたくなかったです…➡︎20年も前に智沙が病死だと⁈しかも、最後の言葉が「一緒にいられなくてごめん」って、レビュー書いている今も落涙だよ。●お互いを幸せにすると決意していたのに先に逝かなくてはならなかった智沙の想いや、残された秀緒の心情を思うともう涙止まらん😩●それでも、ずっと傍にいるという約束を守って2人で暮らしたドイツの家に1人で住み続けている秀緒…。●哀しすぎるけどそれが却って永遠の愛の美しさを際立てているとは思うんだけど…願わくば仲良し夫婦(夫)の穏やかな老後が見たかった…。●2人が恋人になるまでが描かれているであろう本編は、ラストを知っているだけに、共に生きている2人を見るのが苦しくて当分読めそうにないです…
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