このレビューはネタバレを含みます▼
待ってました!小田原先生の新作です。地味に目立たず天命を全うを信条とし養護院で暮らすクィンの元に王侯貴族専門の公安『宮廷機関』の捜査官、オズノルド・ロアが来たことで運命の歯車が大きく動き始める。10年前に事故で死んだとされるアリア姫を探す彼らと、アリア姫であることを隠すクィンとの運命はどう絡み合っていくのか。1巻では物語は始まったばかりで、謎もこれからどんどん膨らんでいくのだと思うと、続きが楽しみで仕方ありません!そして、レビュータイトルにも書いた、小田原先生の目つきの悪い不遜な態度の黒髪男性キャラは、ドンピシャで刺さります!もぅ、6ページの初登場シーンで一瞬で落ちました(笑)とにかく先生の絵が美しく、46〜47ページの見開きシーンは何度も何度も眺めてしまいます。クィンの人生がこれからどうなっていくのか、この1巻を読み直しながら続きをお待ちしております。