朝とミーチャ【おまけ付きコミックシーモア限定版】
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朝とミーチャ【おまけ付きコミックシーモア限定版】

ビリー・バリバリー

溺愛共依存

ネタバレ
2022年6月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最高でした。
共依存ってすごく好きで、しかもお互いが溺愛してるタイプの共依存なので
お互いがお互いしかいらない、2人だけの世界、他はいなくなれみたいな
朝ちゃんとミーちゃんは最初はそんな感じでしたが
周りのめっちゃええ友達がいたり、過去と向き合って乗り越えたりして
共依存してるけど、周りにも目を向けられるようになって成長してるなって感じました。

2巻の最後にミカエリをフォーカスしたお話がありました。
本編で少し触れていた「彼」はエリの兄であり、ミカにとって大切な人だったということが描かれていて、エリの一方通行だった想いも最後にはいい形になったんだなと嬉しかったです。
タイトルの「見返り、満ちる」にミカ・エリ・ミチル3人の名前が入ってる!!と気付いたときは、めちゃくちゃエモエモのエモでした。

エリとミチルって双子だったのかな?

ラストのミカエリから手紙が届いたとき、後ろで高校の友達全員いて一緒に焼肉焼いて食べてるの、めちゃくちゃエモすぎでした。
カツオ!子供いてるやん!!ってなりました。

大人になっても仲良くしてるんだなって思えて嬉しかったです。

朝ちゃんしかいらないって言ってたミーちゃんが変わったのが嬉しい。

朝ちゃんとミーちゃんだけでなく、ミカエリも昇華してくれて
心残りなく終わったことに安心と嬉しさが込み上げてきました。


デビュー作「ばら色の研究と花喰らふきみ」に朝とミーチャの成人後の話と高校生の番外編があると知り、本編読み終えて秒で読んできました。

この短編掲載をきっかけに、高校時代の連載が決まったそうで
高校生編を読んだ後だからか、成人後編になんとなく違和感がありました。
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