絶倫地獄~もう一度、俺の子を身ごもれ。【単行本版特典ペーパー付き】
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絶倫地獄~もう一度、俺の子を身ごもれ。【単行本版特典ペーパー付き】

もちゃろ

話が進むにつれどんどん良くなる!

ネタバレ
2022年6月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ ●先月単話版1〜5話がワンコインパックで販売されていて、今月早速単行本版がセールとは…乗せられて(?)購入してしまいました。(6話は単話版で購入)
●6話まで(1巻)では、無理にでも1話1えっち入れるぞ!という感じで少し唐突感があって、うーん…と思って読んでいましたが、2巻以降、気持ちの面や状況に動きが出てきておもしろくなりました。
●ラストまで読んでから序盤に戻ると、4話で阿録が無意識に嫉妬して涼一にキツいお仕置きをした後、5話では尖った爪を短くしてるのに気付きました。阿録はだんだん涼一を余ノ助と重ねず大切に思うようになっていく。でも、余ノ助への遠慮や戸惑いもあったのかな…言葉で伝えないから、涼一の方は自分は余ノ助と重ねられているだけだとモヤモヤ。
●2巻のラストで、阿録と余ノ助が直接話せて区切りをつけたこと、それを涼一と蛍雪(阿録と余ノ助の息子)が聞けたこと、この場面設定は作者さんブラボー!でした(涼一が事故に遭って魂が地獄へ、その間余ノ助が涼一の体に入る)。その後も阿録は時の流れの違う涼一と共にあることを悩みますが、両想い大団円です。
●サブの鬼たちも素敵なキャラクターばかりでした。阿荷と阿轡は阿録の幼馴染み。雀羅はだいぶ歳下になるのかな。
●阿録の過去、余ノ助への罰、姿が若いままの阿録と歳を重ねる涼一が現世でどう過ごしたのか…とか、ツッコみたい点もありますし、二人の子どもたちの幼い頃のエピソードも見たかったなぁ…とか、唐突なえっちをもう少し削れば2巻に収まったorストーリー深掘りできたのでは…?とか、欲を言えば出てきますが、総じて満足でした。最後まで読んで良かったです!
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