このレビューはネタバレを含みます▼
たまたま目に留まって・・表紙のレトロ感がいいですよね(^^
6/7まで立ち読み増量中でたっぷり読めます♪
台湾在住の作家さん・・だそうです。とても繊細な画でリアル!最初のカラー画も圧巻でした!このまま額に入れて飾りたいくらい(^^
台湾で暮らす、どちらかというと素朴な雰囲気の高校生:緑(リュ)の、何気ない日常を描いています。日本の音楽や、小説や、映画・・・様々な芸術に触れ、感化されて形作られていくリュの日々の、その十代ならではの繊細な内面までもリアルに表現されていて・・・まるで実在の人物の生活を、透明人間になって覗き見ているような不思議な気持ちになります。
ただなんでしょう・・・私にはリュが眩しすぎて・・・はにかみがちなリュの、肉感的な身体にエロティシズムを感じてしまって、どうしても邪な気持ちになってしまう(^^;
いや、全然健全なお話しなんですよ!普通の高校生が、ちょっぴり影を落とすような事があって、海に近い地元を離れたくて都会の大学に進み、色んなものに影響を受けて成長し、そして恋を知っていく・・・っていう、純文学的なお話しなんですけど(^^;なんか純粋な目で見れなかったわ~・・・曇った瞳で読んではいけない作品・・と思います(^^;