このレビューはネタバレを含みます▼
「シロップ」のスピンオフ。とても甘い体液を分泌する人間そっくりの「ショクヨウ」という生物のいる世界。絶滅の危機に瀕しており、過去に研究所から逃亡した「ショクヨウ」が捜索されている状況でかなりシリアスでした。前作未読です。これは前作を読んでいたほうがよかったかなと思いました。甘い体液を分泌するというだけなので研究所の意味が希薄な感じがします。何か他に効用はないのでしょうか。これだけだとビックリ人間的なもので、研究所というより人身売買組織みたいなものだと思いました。ラストも時雨×晴のその後は見れましたが、他の「ショクヨウ」達がどうなったのかには触れられていないので、続編が出ればいいなと思いました。
2019年2月 総180ページ 修正は白抜き、真っ白。