ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】
」のレビュー

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】

セキモリ/クレイン

主人公二人の愛の深さに泣けます

ネタバレ
2022年6月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルから若干軽薄そうなストーリーを想像していましたが、とんでもなく深い愛を感じるお話です。ララは自ら不遇な幼少時代を過ごしてきたのに他者に与える愛情の深さはまさに聖母のよう。アリステアもララに出会い初めて受けた人の優しさと温もりに少しずつ感情を取り戻していく最中にララを失い絶望の淵に。そこから20年の間、彼女が戻る日を願い、いつかララに喜んでもらおうと彼女の果たせなかった夢を叶えていくアリステアの姿は健気すぎて泣けます。
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!