東京のカサノバ
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東京のカサノバ

くらもちふさこ

くらもち男子の真骨頂

2022年6月7日
1983〜1984の作品。
思いの丈は簡単には語らない…くらもち男子と言われる代表格かも。
年代的に固定黒電話。すれ違いがもどかしい…。
ダラダラと長引かせない構成も凄くいい。
この後年、似たような設定で描かれた他の作家さんの作品もありますし、又 人気があるからと、ストーリーが行ったり来たりで、飽きるくらい長い作品が多いような気もします。
生み出して下さったその才能には敬意を払いますが、最後までまとめ上げる決意が欲しいと思ったりしますので、本作のように、コンパクトにまとめてスパッとお話を終わらせる手腕も、流石くらもち先生です。
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