このレビューはネタバレを含みます▼
バドミントン 実業団 成瀬幹也×S大３年 体育科 保高真人
小学校からバドミントンでペアを組み、高校を卒業して進路が別れた同居中のカプ。大学を卒業して真人が実業団に入ってまた一緒にバドができると思っている成瀬と、自分の実力をかんがみ他の進路を模索している真人。最初から友達がいてもイチャイチャできるラブラブカップルになっていて、お付き合いにいたるところが描かれていないので少々置いてけぼりに。成瀬が｢約束したのに｣と真人を責めるのも、同居していて相手が実業団に入れるレベルかわからないのかなと成瀬の脳筋ぶりに引いてしまって、なによりバドをしているシーンが少なく、バドの楽しさやしんどさ、勝利の喜び、魅力が伝わってこないのが残念でした。成瀬と真人がバドの勝負をするシーンもさらっとしていて、盛り上がりに欠けます。ここは万感の思いがこみ上げるところじゃないのかな。最近読んだビーチバレーのBLがすごくスポコンだったのでちょっと物足りなく感じてしまいました。ツッコミ過ぎて申し訳ないですが、ページ数が足りなかったように思います。読みたいところが読めなかったです。
2021年2月 総156ページ 電子単行本特典2p 修正＝見えない構図、一部トーン。
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